CiscoSecureClient（Windows版）

0.はじめに

「Cisco FPRリモート」に対し、PC（Windows OS / macOS）からCisco Secure Clientを利用して、SSL-VPN接続を行う方法を記載します。画面イメージは資料作成時点でのものを使用しており、バージョンによって内容が異なる場合があります。

参考

本書に記載のツールによりリモート接続を行うと、端末からのすべての通信がフルトンネルVPNになり、本社ネットワークを経由した通信となります。

Windows端末でCisco Secure Clientをインストールする手順を記載します。

①　下記URLからZipファイルをダウンロードし、ファイルを解凍（展開）します。

②　Windows用フォルダを開き、”Setup.exe”をダブルクリックします。

③　“Core&AnyConnectVPN”と”Diagnostic And Reporting Tool”にチェックを入れ、他の項目はチェックを全て外してください。

④　”Install Selected”を押すと確認画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

⑤　ライセンス許諾が表示されます。”Accept”をクリックします。

⑥　インストール完了の表示がでたら「OK」をクリックし、PCを再起動します。

Windows OSからSSL-VPN接続を行う手順を記載します。

① 「Cisco Secure Client」を起動します。

②　接続先に「223.135.206.55:20443」を入力し、”接続/connect”をクリックします。

③　「信頼されていないサーバーがブロックされました」の表示が出たら、「設定の変更」をクリックします。

ポイント

※　モジュールが英語表示の場合は「Change Settings」をクリックしてください。一度接続が完了すると、モジュールが日本語になります。
※　こちらの警告が表示されない場合は、手順⑥へ進んでください。

④　「プリファレンス/Preferences」から「キャプティブポータルの無効化」にはチェックを付け、「信頼できないサーバーへの接続をブロック」のチェックを外します。

⑤　再度接続先に「223.135.206.55:20443」を入力し、”接続/connect”をクリックします。

⑥　セキュリティ警告が表示されたら「とにかく接続」をクリックします。

⑦　ユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリックすると接続が実行されます。

Windows OSでSSL-VPNの切断を行う手順を記載します。

①　「Cisco Secure Client」を起動し、切断をクリックします。

Windowsのインジケーターを右クリックすることで、接続や切断を行うことができます。